チョイ上の自分史わたし本としてオススメするテーマ例をご案内しています。
風土記や紀行
営業マンや公務員の方には転勤の多かったのではないでしょうか?
数日滞在するだけの旅行では、わからない各地のお国柄、郷土料理、独特の方言。
それらを熟知している方なら、風土記はいかがでしょうか?
旅行者の視点での風土記はルポライターのものがありますが、全国を渡り歩いたからこそ言える、ホンモノ滞在者視点での風土記は貴重な文献になること間違いありません。
また親御さんがそのような職業の場合親子2代にわたってという場合ですと、転校に視点を置いた地方文化論というのも読む人を惹きつけるテーマになります!
風土記の作者の声
自分ではそれがふつうと思っていたのですが、うちの会社の営業は全国の営業所と垣根がありません。
私は入社すぐに博多に2年、次に鹿児島に3年、弘前に2年、新潟に半年、広島に6年、横浜に6年、そして東京で8年で定年を迎えました。
上司も部下も同じようなものです。
10年ほど前に高校の同窓会で転勤の話が出たときに、私のことを話したらびっくりされて、これはすごい会社に行ったもんだと感心されたのです。
これが頭に残っていたんでしょうか、定年を迎え、何か記念に残したいと思ったときに思い出したのが、転勤で知った各地の人情や名物料理のことだったのです。
文研さんと打ち合わせたときに、このことを話し、「風土記」で行きましょうということになったのです。
出来上がったものを女房に見せたら、私の意外な素質に驚いたらしく、「そうだった、そうだった」と各地のことを懐かしがっていました。
おかげで、女房を旅行に連れて行くハメになりました。
まあ楽しかったですが。
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